◆自然素材デザイン(本物志向)
・自然素材(木材・石・土など)を中心イメージとしたデザインです。
建材の中には「疑似建材」として本物に見た目がとても似ているものも多数存在していますが、「本物の自然素材」を活用して、それを日々維持しているといった姿勢の中に、そこの旅館のこだわりと良さを感じさせるのです。
ですから、単に「見た目」を作るだけでは効果は薄いと考えてください。
「自然とともに歩んでいる旅館」ということが、伝わることこそが、最大のポイントなるのです。
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◆純和風デザイン
・「畳の和室」に「床の間」・・。煌びやかではないものの、日本の文化を感じさせる純粋な「和の様式」のデザインです。
具体的なデザイン要素としては、「地域性」で多種多様なものが存在していると思います。基本的には、その地域の文化・歴史的背景に沿った様式・要素を大切にしてデザインを構築することがポイントとなります。
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◆雅な和のデザイン
・古の都の煌びやかさをまとった、「雅(みやび)な様式」のデザインです。
外国の人々が、思い描く「日本の文化」を空間要素に取り込んだイメージとなるのかもしれません。現代の日本人にとっても、「雅な世界」は、異国の空間を感じさせる存在となっています。
単に「派手」なのではなく・・「雅な居心地のよさ」を創り上げることが大切な要素となります。
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